WEATHERTECH RACEWAY LAGUNA SECAREPORTSリポート
HATTORI MOTORSPORTS [#50 WEINS AUTO GROUP GR Supra GT4 EVO]は驚異的な速さを見せつけ最後尾スタートから4位でチェッカーを受けた
11日（土）午後14:00[米国時間]最高のコンディションの中レースがスタートした。IMSA Michelin Pilot Challenge SeriesはGS(Grand Sports)クラスとTCR(Touring Car)クラスが混走し、チームはGSクラスに「#50 WEINS AUTO GROUP TOYOTA GR Supra GT4 EVO」で参戦
 WEATHERTECH RACEWAY LAGUNA SECA |
 IMSA Michelin Pilot Challenge |
フリー走行： 予選： 決勝： |
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Qualify予選
11日 (土) 午前 8:40 [米国時間]から15分間のタイムアタックする公式予選が行われた。公式予選ではJadenがアタックを担当してこれまでのチーム最速タイムの1:27.768を記録してトップと僅差の0.313秒差で2位を獲得した。しかし予選後にパーツの破損が見つかり部品交換によるペナルティーによりレースは最後尾からのスタートになった
Final決勝
チームはGSクラスに「#50 WEINS AUTO GROUP TOYOTA GR Supra GT4 EVO」で参戦。今回のラグナセカでは２時間セミ耐久レースを2人のドライバーで臨んだ。予選後に破損したパーツを交換したことによるペナルティにより、残念ながら決勝では最後尾スタートとなった。Jaden Conwrightは 1st Driverを務め、スタート直後から驚異のオーバーテイクを見せて、オープニングラップで10台を抜き去り15位まで浮上する。開始５分後にGSクラス#38のクラッシュによりイエローコーションが出されるが、レース再開後もJadenは、驚異的なオーバーテイクを続ける。開始後18分にはTCRクラス#80の車両火災により再びイエローコーションとなるが、Jadenはレーススタート後のわずか30分でトップ10まで上り詰める。その後も順調に順位を上げて行き、レースが１時間を経過した頃には5位まで順位を上げる。チームは残り53分で他車のピットインにより４位までポジションが上がったところでJadenにピットインの指示を出し、迅速な作業でタイヤ交換・燃料補給と同時にドライバーをJack Hawksworthにチェンジする。チームの素晴らしいピットワークで順位を3位へ押し上げてレースも後半戦に差し掛かる。Jackは燃料をセーブしながらマシンのペースを維持しトップとの差を詰めるべく周回を重ねるが、レース前半のハイペースな追い上げでブレーキに負担が掛かっており、残り時間が少なくなるにつれてブレーキトラブルが発生する。Jackの後ろで4位につけていた#57メルセデスはピットストップを他車より1回多く行っていた為、燃料セーブすることなく、またタイヤにも余裕がありトップを上回るハイペースで追い上げを続けた。ブレーキを労わりながらペースを維持していたJackも残り12分で＃57にオーバーテイクされて順位を4位に下げてしまう。そこからJackはペースダウンを最小限に抑えながら２時間セミ耐久レースのチェッカーフラッグを受けて総合順位4位でレースをフィニッシュした。
Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章
このレースでは従来の１台体制に戻し、メンバーも入れ替えてレースに臨みました。２ndドライバーは Laguna SecaがホームのJaden Conwrightを起用して経験豊かなJack Hawksworthとの新しいコンビネーションを組みました。Jadenは金曜日の練習走行が初めてのSUPRA GT4ドライブにも関わらず素晴らしい対応力とスピードを見せて予選で2位を獲得しましたが、予選後の車検で左フロントのアップライトに不具合が見つかり、レースに向けパーツ交換をしたため最後尾からのスタートになりました。優勝を狙える順位から最後尾スタートになった事は非常に残念でしたが、レース中にパーツの破損でリタイアになるよりは良かったとポジティブな気持ちでレースに挑みました。Jadenは落ち着いたレース運びとスピードで最後尾から追い上げ、Jackは最後まで3位キープを試みましたが最後はブレーキトラブルが発生して順位が下がりました。
最後尾からトップを狙えるスピードが発揮できた事は次戦に期待が持てると思います。
