REPORTSリポート
得意のショートオーバルコースに、最後のPlay-Off進出を 賭けたチームとTylerだったが激戦を逃す結果となる
決勝スタート直前、サーキットは大きな雷雲に覆われ、1時間遅れのスタートとなった。予選11列目イン側からスタートを切ったTylerはショートオーバル特有の団子状態から中々抜け出すことが出来ず、レース序盤から苦戦を虐げられる。チームは第2ステージ後半からTylerを上位に押し上げる為に他チームとは異なる戦略を探る。最終ステージに入るとイエローコーションが出ない展開が続く中、チームは新しいタイヤで追い上げる作戦を採り、Tylerに指示を出しグリーン下のピットインを行った。そこからTylerはハイペースでトップのマシンを抜き去り、同一周回に戻るもレース最終盤にペースが下がり13位フィニッシュに終わった。
RICHMOND RACEWAY | Worldwide Express 250 | フリー走行: 予選: 決勝: |
---|
Qualify予選
Final決勝
Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章
チームメンバーは最後のPlay-Off進出のチャンスを掴むため先週末のレース後から夜を徹して働いて来ました。ポイント的にはすでにチャンスがありませんでしたのでギャンブル的な戦略を採用してでもPlay-Offへの進出に賭けましたがPlay-Offに進出する事は出来ませんでした。ファイナルステージでは優勝しPlay-Off進出を狙うチームの多くはタイヤ無交換の戦略で勝負を賭けて来ましたが、タイヤが摩耗してからのTylerのタイムの落ち込みがあまりにも大きく、新しいタイヤで追い上げる戦略を採りましたがトップまで届きませんでした。残念ながら2年連続でPlay-Off 進出を逃す結果となり非常に悔しいですが、これからスタートする後半戦の7戦は来シーズンに向けて気持ちを切り替え、引き続き全力を尽くして戦いたいと思います。