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RICHMOND RACEWAY2022.8.13

REPORTSリポート

#16 / #61 共にトップ10フィニッシュに届かず

#16:
終始安定した走りでトップ10圏内を快走するも、レース終盤では順位を落とし13位でチェッカーフラッグを受ける。

#61:
渾身の予選アタックを決めて8番手からスタートするもイエローコーションが出ないレース展開に翻弄され14位でフィニッシュを迎える。

RICHMOND RACEWAY WORLDWIDE EXPRESS 250 フリー走行:
Aug.13 3:05pm(米国東部時間)
予選:
Aug.13 3:35pm(米国東部時間)
決勝:
Aug.13 8:00pm(米国東部時間)

今回の舞台となるRichmond Raceway は、バージニア州リッチモンドに位置するオーバルサーキットで1周0.75Miles(約1.2km)。
フロントストレッチ側のストレートをピットレーンへ転用し、外側にDシェイプのフロントストレッチを作っている。
そのためショートオーバルにしては最高速は伸びるが、その後には14度という浅めのバンクを持つタイトなターンが待っているため、全体的には速度域の低いショートオーバルである。

今回のレースのスポンサーであるアイシンは世界201社からなる自動車部品メーカー。経営理念に「”移動”に感動を、未来に笑顔を。」を掲げ、
モビリティの電動化やクリーンパワーによる進化を加速し、2050年のカーボンニュートラルをはじめとしたさまざまな社会課題の解決に挑む、
感動と笑顔にあふれる社会を実現するソリューションカンパニー。



Qualify予選

8月13日(土)15:35~行われた予選は、全車両がコースを2周走りラップタイムを競い合うタイムアタック形式。
Car#61「AISIN TOYOTA TUNDRA」に乗るChase Purdy は気温が高く条件の悪いグループ前半にアタックを行ったが、
今季最高のスタートポジションとなる総合8番手を記録。決勝では自身の初優勝を目指してレースに挑む。

Final決勝

8月13日(土)20:00[米国時間]、バージニア州のリッチモンドに位置するRichmond Racewayで
NASCAR Camping World Truck Series 第18戦「Worldwide Express 250」のグリーンフラッグが振られた。
1周0.75Miles(約1.2km)のショートオーバルコースを第1ステージ/70周、第2ステージ/70周、そして第3ステージ/110周からなる計250周(187.5Miles/約301.7km)で争う決勝レースがスタート。
Chase Purdy は予選で総合8番目に速いタイムを叩き出し自身ベストポジションの8位からスタートを切った。
レース序盤、Chaseはトップ10以内のポジションをキープしながら安定した走りを見せる。
今回のコース Richmond Raceway 特有となるコーナー進入およびコーナーからの立ち上がり時のリヤグリップ低下が周回を重ねる毎に進む中、
徐々にポジションが下がり70周目の第1ステージを13番手でチェッカーを受ける。

ステージコーション中のピットインでAISINチームはタイヤ交換と燃料補給に加え、マシンの車高を調整してChaseをコースに送り出す。
75周目の第2ステージのリスタートを15位からスタートしたChaseは予選ポジションの8位より上の順位を目指してアタックを続けるもイエローコーションが全く出ない淡々としたレース展開のまま140周目の第2ステージを13番手で終了する。

このステージブレイクではタイヤ交換、燃料補給と共にコーナーからの立ち上がり時の加速性能を上げるために調整を加えて110周の最終ステージへ送り出す。
今回のレース、ショートオーバルレースにしては珍しくイエローコーションが出ておらず、
気温の高い中での長距離走行を強いられた各ドライバーはタイヤマネージメントに悩まされる事となるが、
レースも残り40周を切った215周目にこの日初めてのイエローコーションが出され、全てのマシンが最後の給油とタイヤ交換の為にピットへ向かう。
AISINピットクルーも給油と新品タイヤを装着してChaseをコースへ送り出す。
225周目、最後のリスタートを14位で迎えたChaseは、そこから1つでも上のポジションを目指して毎周アタックを続けるもラップタイムが安定せず、
順位を上げる事が出来ぬまま14位でチェッカーフラッグを受けた。
今季初めてトップ10からレースをスタートしたChaseだったが、予選時のスピードを発揮出来ないままレースを終えた。

Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章

今回のレースはショートオーバルレースにしては本当に珍しくイエローコーションがほとんど出ませんでした。
8:00pmからスタートのレースでしたが日中に引き続き気温が高く、長距離走行で2人のドライバーとしての経験不足が出てしまいました。
Chaseのマシンは仕上がりも良く、コンディションの悪い前半グループではトップタイムを記録しており総合でも8番手で予選を通過しましたがイエローコーションが出ない展開の中でペース配分に苦しみました。
チームも限られたピットストップの中で出来る限りの調整をマシンに加えてChaseをサポートしましたがレース後半では体力的にも苦しかったようでタイムを上げる事が出来ませんでした。
しかし、予選で見せた素晴らしい走りを続けていけば、彼が優勝する日も近いと感じています。
今年は残り5戦となりましたが、最後まで優勝を目指し全力を尽くして戦います。

RICHMOND RACEWAY 結果

CAR# ドライバー 予選 決勝 ランキング
16 Tyler Ankrum 11 13 12
61 Chase Purdy 8 14 15

次戦は、9月9日(金)カンザス州 Kansas Speedway にて NASCAR Camping World Truck Series 第19戦が開催されます。

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