REPORTSリポート
#61トップを猛追、今年2度目のTruck レースを僅差の4位フィニッシュ! #16 ダメージを負いながらも最後尾集団から追い上げ12位フィニッシュ
POCONO RACEWAY | Brakleen 150 | フリー走行: 予選: 決勝: |
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Qualify予選
21日 (金) 午後2:05 [米国時間]から、ポールポジションを争うタイムアタックによる公式予選が行われた。Truck Series は決勝前日のフリー走行・予選は少ないためチームは翌日の決勝を見据えてのコースに合わせてのセッティングを繰り返し行いハンドリング及びタイヤの摩耗の確認を行い予選に挑んだ。その中でフリー走行を上回る54.126のタイムをたたき出しchristopherは14番手からのスタートなった。
#16Tylerも練習のタイムを上回るも54.463で18番手からのスタートに決まった。
Final決勝
翌日22日 (土)午後12:00 [米国時間]NYから2時間の距離にあるPoconoのコースは一般的なオーバルコースとは異なる特殊な形状を持つ三角形トライオーバルコースでの戦いが始まる。第1ステージ15周、第2ステージ15周、30周の最終ステージによる、計60周の150マイル先のゴールを目指し決勝レースのフラッグが振られた。#61「GUNMA TOYOPET TOYOTA TUNDRA」Christopher Bell はレース序盤から安定した走りを見せチームの戦略通りの展開を見せる。#16Tylerは4周目に他車にヒットされピットでマシンの修復を行い最後尾からの追い上げとなる。第1ステージを終え、チームはレース距離の短い第2ステージをそのままコースに残る戦略を取りChristopherへ伝える。第2ステージの残り5周、チームはここでChristopherにピットインの指示を出し給油と4本の新品タイヤを装着してコースに送り出し最後尾でレースに復帰するが第3ステージが始まるとチームの戦略は見事に決まChristopherは最終ステージを8位でスタートすることになる。スタートダッシュで6位に順位を上げるとそこから周回を重ねるごとにポジションアップし果敢に攻めのレース展開を続け、39周目には4番手まで怒涛の追い上げを見せた。レースの終盤には前方を走るトップ3台のマシンより速いラップタイムを刻んで更に追い上げを続ける中、複数のマシンが絡む大きなクラッシュが起こりレースは赤旗中断となる。
Tylerもこのクラッシュを隙間を縫うようにクラッシュから逃れることが出来たが、マシンの撤去とコースの清掃に時間が掛かり赤旗中断は13分もの長い中断となった。 Christopherは残り4周、優勝をかけた再スタートをインサイド2列目からスタートするが3位のマシンからのブロックを受け失速してしまう。残り3周トップ3台との間隔を詰めて行くもパスするまでには至らず4位でチェッカーを受けることになった。Tylerは序盤のクラッシュでマシンにダメージを負いストレートスピードが延びない苦しい戦いを強いられながらも最後まで粘り強く戦い、12位でフィニッシュした。
Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章
5月のNorth Wilkesboroのレースに続いて Christopher Bellは素晴らしい仕事をしてくれました。昨年からドライバーを変更してから特に成績の出せていない中速コースにおいて我々のマシンに問題があるのかを確認する為にも経験豊富なChristopherの意見はチームに多くの情報をもたらしてくれました。彼のアドバイスは非常に的確で今後のマシン開発に役立つと思います。Tylerにもいい刺激になった事は間違いなく、これからの後半戦にプラスになることを期待しています。次戦のレースがPlay-Offに参加する最後のチャンスとなります。カットオフラインの上位10位までポイント差はー71ポイントとかなり開いているので次戦のRichmondでは優勝するしかPlay-Offに残れるチャンスは残っていませんが、最後まで諦めずに全力でTylerをサポートしてPlay-Off参戦への権利をチーム一丸となって勝ち取りたいと思っています。