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NORTH WILKESBORO SPEEDWAY2023.5.20

REPORTSリポート

今季初めての2台体制で歴史あるサーキットに初挑戦する。

#16:
果敢に攻めて順位を上げるも無念のクラッシュに巻き込まれる

#61:
優勝が狙えるポジションにいながらもピットで順位を落とす

NORTH WILKESBORO SPEEDWAY Tyson 250 フリー走行:
May.19 3:05pm(米国東部時間)
予選:
May.20 10:30am(米国東部時間)
May.21 11:30pm(日本時間)
決勝:
May.20 1:30pm(米国東部時間)
May.21 2:30am(日本時間)

サーキット:
ノースウィルクスボロスピードウェイは、ユニークな上り坂と下り坂を持つトラックで、かつてウィンストンカップシリーズなどのNASCARレースが開催されていました。
トラックは一時的に再開された後、2022年に再び閉鎖されました。しかし、2023年に再開され、NASCAR Craftsman Truck Series 開催後にさらに改修が計画されています。

スポンサー:
今回のレースのスポンサーである豊田通商は1948年にトヨタグループの商社として設立されました。
完成車輸出や自動車生産支援を軸に事業を拡大。
7つの営業本部(金属、グローバル部品・ロジスティクス、モビリティ、機械・エネルギー・プラントプロジェクト、化学品・エレクトロニクス、食料・生活産業、アフリカ)を有し、未来における利便性の高い社会(Mobility事業)、持続可能な社会(Resources & Environment事業)、快適ですこやかな社会(Life & Community事業)の3つの事業領域において豊かな社会づくりに貢献すべく世界約120カ国で、グループ社員約65,000名が事業に従事しています。

#61:DRIVER:CHRISTOPHER BELL
オクラホマ州出身(28)のクリストファー・ベルは、アメリカのトップカーレーサーであり、現在はNASCAR Cup Seriesでジョー・ギブス・レーシングのNo.20トヨタ・カムリをドライブしています。
彼は、NASCARの下部シリーズであるNASCARTruck SeriesとNASCAR Xfinity Seriesでも活躍し、2017年にはNASCAR Truck Seriesで年間5勝を挙げシてリーズチャンピオンを獲得しました 。昨年クリストファー・ベルは、NASCARの最上位クラスであるCup SeriesにおいてPlay-Off ファイナルまで勝ち残り、最終戦のPhoenix Speedway
で最後までシリーズチャンピオン争いを繰り広げランキング3位でシーズンを終えました。現在28才の彼は次世代を代表するトップドライバーとして注目を集めています。

Qualify予選

20日 (土) 午前10:30 [米国時間]から、ポールポジションを争うタイムアタックによる公式予選が行われた。Track Series のポイントを持っていない Christopherは
1番手のタイムアタックとなり、前夜に降った雨の影響により路面コンディションが悪く、先頭からのアタックは非常に不利な状況での計測となった。その中で昨日
のフリー走行を上回る20.281のタイムをたたき出し9番手からのスタートになった。
#16Tylerも練習のタイムを上回るも20.781で17番手からのスタートに決まった。

Final決勝

同日20日 (土) 午後1:30 [米国時間]、NASCAR Craftsman Truck Seriesは1996年以来North Wilkesboro Speedwayに戻って来た。この日を待ちわびた多くの観客は
新設されたスタンドを埋め尽くした。この歴史ある10.625miles(1.006Km)のショート・オーバルコースを第1ステージ70周、第2ステージ70周、110周の第3ステージによる、計250周(156.25miles:251:46Km)を争うレースがスタートした。
#61「TOYOTA TSUSHO TOYOTA TUNDRA」に乗るChristopherはレース序盤から果敢に攻めのレース展開を続け、着実に順位を上げ70周の第1ステージを優勝が狙える
3位でフィニッシュ。

ステージコーションのブレイクで新品タイヤに履き替え給油を終えたマシンは第2ステージでも常にトップ集団の中で快走を続ける。イエローコーションによる80周目のリスタート時には、Christopherが2番手その後ろから#16Tylerがリスタートとなり、今年初の2台体制は注目を集めた。しかしトップを射程内に捕らえた122周まではトップ5圏内で快走を続けるも、ハイペースの追い上げによるリアタイヤの消耗が激しく徐々に順位を下げてしまう。そこからステージ2の終了までは我慢の走りを続け、140周目のステージコーションでタイヤ交換とマシンに調整、給油を行いファイナルステージは11位からスタートとなる。

Christopherはまたもや怒涛の追い上げを見せ4位まで浮上するがレース後半になりクラッシュするマシンが続出、コーションが頻発に出されリスタートが7回も切られる荒れたレース展開となる。202周目には#16Tylerが他車とウォールに挟まれ失速したところに後続車が追突、マシンに大きなダメージを負いピットへと向かう。
このイエローコーション時にトップグループのマシンはこの日最後になるピットストップを行い#61Christopherも最後の新品タイヤに交換するが作業に手間取り12位まで順位を下げてしまう。ここから混戦の中で順位を上げるべく果敢にアタックを繰り返すが他車からの接触によりマシンやタイヤに損傷を受けペースが下がる。
延長された2周のリスタートでもChristopherは他車から激しく接触を受けマシンのダメージが更に大きくなるも最後まで粘り強く走り切り16位でチェッカーを受けた。

Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章

チームとして今年初めて2体制で参戦しました。#61は9位からのスタートでしたが素晴らしいペースで追い上げてステージ1を3位でフニッシュして優勝に期待を持ち
ましたがピットストップで大幅に順位を下げてしまい優勝は叶いませんでした。
フル参戦ではない#61のクルーは今回初めて仕事をするメンバーでしたが最後の1番大切なタイヤ交換でミスを犯して自らチャンスを失ってしまいました。改めてこのク
ラスになるとチームの総合力の戦いで1つのミスも許されない事を再認識しました。
今回起用したChristopher Bell は最高峰クラスのトップドライバーで仕事の進め方も大変参考になりました。その効果はTylerにも良い影響があり、終盤まではとても良い
レースをしましたが残念ながらクラッシュに巻き込まれ順位を落としてしまいました。

NORTH WILKESBORO SPEEDWAY 結果

CAR# ドライバー 予選 決勝 ランキング
16 Tyler Ankrum 17 26 15
61 Christopher Bell 9 16 -

※本リリースに関するお問合せ先
Vertex Sports担当:京極 Tel:03-5422-6600 Email:tkyogoku@vertex-sp.com

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