LUCAS OIL RACEWAYREPORTSリポート
エンジンストールにより順位を落とすも粘り強い走りを見せ17位完走
 LUCAS OIL RACEWAY |
 TSport 200 |
フリー走行： 予選： Aug.11 3:30pm（米国東部時間）
決勝：Aug.11 9:00pm（米国東部時間）
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Qualify予選
11日 (金) 午後3:30 [米国時間]から、ポールポジションを争うタイムアタックが1周ずつのタイムアタック形式で公式予選が行われた。同日行われたフリー走行ではレースコンディションでのハンドリング及びタイヤの摩耗の確認を行いJakeは順調な滑り出しを見せ予選に挑んだ。フリー走行ではかなりの手ごたえを感じていたが予選では20位からのスタートとなる。Tylerはフリー走行でウォールと激しい接触によりマシンの修復が間に合わずバックアップカーに乗換えることになり予選を中止した。
Final決勝
同日11日 (金)午後21:00 [米国時間]毎周ターン毎にブレーキングが必須となり、高度なドライビング技術が要求されマシン同士が接触必至なテクニカルなショートオーバルコースを60周の第1・第2ステージ、そして80周の第3ステージからなる計200周（220.08Km)で争う決勝のグリーンフラッグが振られた。#61「AISIN TOYOTA TUNDRA」Jake Drew は10列目アウト側から見事なスタートを切った。狭くパスの難しいコースをマシンが混戦仕合いながら走行して行く中、Jakeは周囲の様子を窺いながら慎重な走りを見せるが13周目には15位、更に59周目には11位にポジションアップさせ周回を重ねるたびに着実にポジションを上げて行き、トップ10入り目前の11位で第1ステージを終える。ピットインしたJakeにクルーは4本のタイヤ交換、給油及びマシン調整をして送り出す。68周目リスタートからトップ15圏内をplay-offを争うドライバーがひしめき合う中、全く引けを取らないアグレッシブな走りを見せ8位まで順位を上げたところで他車のスピンによりイエローコーションとなる。クルーチーフのJohnは、ペースカー先導のスロー走行中に燃料をセーブするように指示を無線で伝えるがJakeはイグニッションのスイッチをオフにしてしまいエンジンが止まりマシンはその場にストップしてしまう。チームはすぐにエンジンの再始動の指示を出すがその間に24位までポジションを落としてしまう。Jakeは自身のミスを取り返すべく全力で順位の挽回を試みるがレース終盤にはイエローコーションが発生せず毎周サイドバイサイドの接近した非常に激しいレースが最終ラップまで続き、最後の10周で順位を落とし17位でフィニッシュした。
練習走行のクラッシュにより予選に参加できなかったTylerはバックアップのマシンで最後尾からのスタートとなる。スタートから順調にポジションを上げて行くが、15周目に発生したターン３でのアクシデントに巻き込まれマシンに大きなダメージを負ってしまう。チームはピットで出来る限りの修復を行いレース復帰を試みるもマシンへのダメージが非常に大きくTylerは残念ながらリタイヤとなってしまった。
Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章
昨年ARCAシリーズのチャンピオンを獲得したJakeはトヨタの若手育成ドライバーで先月のナッシュビルでTruck Seriesにデビューし、トップ１０に入る活躍をしました。
トヨタからの推薦で彼を起用しましたが想定以上の走りでレース中はトップ５も視野に入れて戦略を組み立てていましたが、コーション中のミスで順位を大きく落としてしまいました。そこからトップ １０近辺まで順位を挽回しましたが、レースの後半でサイドバイサイドの激しいラップが続き、最後の10周でポジションを落とし17位でフィニッシュしました。レース後には脱水症状でマシンから降りれずそのまま医務室に運ばれましたが、諦めずに最後まで走り切った事はとても評価出来ると思います。このレースが２戦目という事を考えると将来が楽しみなドライバーだと思っています。Tylerは練習から流れが悪かったので次戦は是非とも巻き返してほしいと思います。
