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DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COURSE2021.02.19

REPORTSリポート

予選20番手から第1ステージで8番手にジャンプアップ。 後続車からの追突を受け、無念の戦線離脱となる。

HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は、Car # 16「SiriusXM TOYOTA TUNDRA」でCAMPING WORLD TRUCK SERIES第2戦に参戦した。予選20番手から着実に順位を上げて第1ステージ8位でステージポイントを獲得。中盤にスロットルトラブルの発生で順位を下げるも、イエローコーション中にメカニックの素早い修復作業により同一周回で復帰。車両が回復すると一気に順位を挽回。トップを追いかけペースアップした矢先に後続車の追突に遭い右リヤタイヤがバースト。無念の戦線離脱となり33位でチェッカー。

DAYTOMA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COURSE BrakeBest Select 159 AT DAYTONA フリー走行:
なし(米国東部時間)
予選:
なし(米国東部時間)
決勝:
2月19日(金)19:30(米国東部時間)
2月20日(土)9:30(日本時間)

開幕戦ではオーバルコースが利用されたDAYTONA INTERNATIONALSPEEDWAY。今回はIMSAシリーズのDaytona24時間レースでも使用するロードコースでの開催。ターンに深いバンク角が付くオーバル部分とタイトなコーナーの連続するインフィールド部分が合わさり、非常にセッティングが難しいサーキットになる。今回はハイスピード抑制を目的にターン4出口にシケインを配置したNASCAR特別仕様となる。

今回のスポンサーであるシリウスXMラジオ(Sirius XM Radio Inc.)は、アメリカ及びカナダで放送している通信衛星を使用したデジタルラジオ。主に自動車などの移動体向けに、有料会員向け衛星放送とインターネット放送を行なっている。135チャンネルでの放送を行なっており、アメリカ合衆国での会員数は約2,100万人におよぶ。

Qualify予選

Final決勝

2月19日(金)、フロリダ州のDAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COURSEでNASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES第2戦「BrakeBest Select 159 AT DAYTONA」が開催された。開幕戦では、練習走行と予選が行われたが、今回のレースでは、決勝レースのみを行なうレースフォーマットとなり、決勝グリッドは前戦のレース結果からの抽選により20番手からオースティンはスタートをきることとなった。

この日のデイトナは小雨模様。ウエット路面の状態で午後7時半にグリーンフラッグが振られ44周(158.8マイル/255.5km)で争う決勝レースがスタート。今回のレースは、第1ステージが12周目、第2ステージが25周目の各チェッカーの後、最終ステージ44周目のゴールを目指す。10列目、アウト側から隊列を整えスタートすると、オースティンは早々とポジションを18番手に上げ4周目には13番手までアップ。更なるポジションアップを目指して行くと、9周目に前車に接触がありイエローコーション。このリスタートで8番手まで順位を上げて12周目に第1ステージのチェッカーを受けてステージポイントを獲得。ステージブレイクのピットインで給油と4本のタイヤ交換、タイヤの空気圧調整を行いコースに復帰させるとコースに留まっていた車両もあり27番手から第2ステージへと向かう。

15周目にリスタートのグリーンフラッグが振られ残り10周の第2ステージのチェッカーを目指す。直ぐに24番手に上げると18周目には23番手にまで挽回。雨が止んでいたコースは乾き始め、ラップタイムも周回を追うごとに上がっていた22周目にクラッシュによるイエローコーションが提示される。ここでチームはピットインを指示して、給油とともに、4本のタイヤをドライ用のスリックタイヤに交換してコースに送り出すと27番手。イエローコーションのまま25周目の第2ステージのチェッカーを受けるが、突然オースティンからスロットル不調を訴える悲痛の無線が飛び込む。

27周目に最終ステージのグリーンフラッグが振られ30周目には20番手に上げるも、オースティンからはスロットルの不調でエンジンの回転が下がらなくなって来ていると言う無線が入る中、迎えた31周目。後続のクラッシュによるイエローコーションが提示されると、チームはピットインを指示。ここでメカニックはスロットルボディーの交換を素早く行い、同一周回で復帰させることに成功する。この作業により35周目のリスタート時には31番手まで順位を落とすも、本来の速さを取り戻し、39周目には20番手まで挽回。
しかしトップを目指し追い上げをかけようと迎えた40周目。第4ターン後のシケイン入口に差し掛かったブレーキングポイントで後続車が右後部に激しく追突。右リヤタイヤがバーストし、外れたタイヤがサスペンションに絡み付きコース上にストップ。何とかレッカー車に押されてピットに戻ると、大きく損傷した右リヤ部を応急処置し、コースに戻すが3周遅れの36番手。チェッカー間際にクラッシュが相次ぎオーバータイムが2回も重なる展開を諦めずに走り切り、33位でチェッカーを受ける。

2戦続けて他車のクラッシュに巻き込まれる残念な展開になったが、次戦は昨年、一昨年と優勝を遂げているLas Vegas。得意なハイスピードコースで3年連続の優勝を目指す。

Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章

先週のレースに引き続き、このレースでもクラッシュに巻き込まれる形でレースを落としてしまいました。ただ今回はレース中にスロットルの不具合が発生し、ピットでスロットル自体の交換を余儀なくされ順位が下がりました。その中でチームは素晴らしい作業で周回遅れにならずにオースティンをコースに復帰させ、そこからハイペースで追い上げをしていた中でしたので、チーム一丸となったがんばりが結果に結びつかず非常に残念です。次戦はここ数年ドライバーが変わっても結果の出ているラスベガスです。開幕から2戦を落とし出遅れましたが、次戦のレースを初戦だと思い、気を引き締めていい流れを引き寄せたいと思います。

DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COURSE 結果

CAR# ドライバー 予選 決勝 ランキング
16 Austin Hill 20位 33位 25位

レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで2月19日(金)午後7:30(東部時間)より生中継された。

HREは3月5日(金)ネバダ州・Las Vegas Motor Speedwayにて開催されるNASCAR CAMPINGWORLD Truck Series 第3戦に参戦する。

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