REPORTSリポート
練習走行での不運を打開するべく果敢に攻めるが クラッシュに巻き込まれ無念の後退となる
不運にも練習走行でエンジンブローしてしまったTylerは、エンジンを積み替えることになり決勝は最後尾スタートを虐げられる。グリーンフラッグが振られTylerは果敢に
攻めその追い上げは素晴らしく一気に11ポジションアップを成し遂げ、周回を重ねるごとにポジションを上げて行った。ファイナルステージではトップ10入り間近のポジ
ションまで追い上げるが、104周バックストレッチで他マシンとの接触で完全に前を塞がれてしまい行く場を失って失速してしまう。チームはピットで右フロントタイヤ
と損傷したマシンを修復しTylerをコースに戻したが、傷だらけのマシンではペースを上げることができず、完走することが精一杯の悔しいレースとなってしまった。
CHARLOTTE MOTOR SPEEDWAY | North Carolina Education Lottery 200 | フリー走行: May.26 1:35pm(米国東部時間)
予選:May.26 2:05pm(米国東部時間)
決勝:May.26 8:30pm(米国東部時間)
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Qualify予選
Final決勝
Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章
レース前のシュミレーターテストでとても良いタイムが出ていましたので、練習走行の1周目から昨年の予選でのタイムを上まっており、とてもいい感じで進んでいるように見えました。しかし2周目のターン3でのバンプに乗った時にギアが抜けてニュートラルに入ってしまい、エンジンがオーバーレブを起こしてしまったので、練習走行を切り上げてエンジンとトランスミッションの交換を行い、レースは最後尾からのスタートになりました。練習でほとんど走れていないにも関わらずレースがスタートすると素晴らしいスピードで、トップ10に入るところまで追い上げましたが、後半に他車と接触してクラッシュに巻き込まれてしまい、順位を下げてしまいました。シーズン前半は良い流れがありましたが中盤戦からは悪い流れが続いています。ドライバーの焦りからクラッシュに巻き込まれるレースが続きマシンのリペアに時間を取られ、スピードを上げる開発に時間を使えていません。ここがTylerにとってもチームにとっても正念場だと思いますのでチーム全体で協力して必ず乗り越えたいと思います