REPORTSリポート
#16 / #61 共に快走するもトップ10に届かず
#16:
レース序盤マシンにダメージを受けピットインを余儀なくされ最後尾まで順位を下げる。
最後まで諦めず追い上げを見せるもトップ10には届かず。
#61:
レース序盤から素晴らしいペースで第2ステージは6位でチェッカーを受ける。
上位入賞が期待されるも終盤マシンにダメージを受け万事休す。
BRISTOL MOTOR SPEEDWAY | UNOH 200 presented by Ohio Logistics | フリー走行: Sep.15 4:30PM(米国東部時間)
予選:Sep.15 5:05PM(米国東部時間)
決勝:Sep.15 9:00PM(米国東部時間)
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今回レースのスポンサーである群馬トヨペット株式会社は、群馬県前橋市に本社を置き、群馬県下にトヨタ、 LEXUS 、フォルクスワーゲンの新車、中古車等、全29店鋪を展開し、従業員 500 人超を擁するトヨタディーラー。
その他、ゴルフの練習場も運営している。
また、同県の観光地でも有名な尾瀬や赤城山の自然を守るためのボランティア活動や、群馬県サッカー協会と共にサッカーを通じて地域の子どもたちへサッカーの楽しさや身体を動かす楽しさを伝える活動を行うための資格を積極的に取得するなど、地域に密着した活動で、地域社会の発展に寄与している。
Qualify予選
9月15日(木)17:05~スタートした予選は、全車両がコースを2周ずつ走りラップタイムを競い合うタイムアタック形式で行われた。
ラップタイム15.646秒を叩き出したCar#61「GUNMA TOYOPET TOYOTA TUNDRA」に乗るChase Purdy は、24番手となる速さを記録した。
決勝では12列目の外側レーンからスタートを切ることとなった。
Final決勝
9月15日(木)21:00[米国時間]、テネシー州のブリストルに位置するBristol Motor SpeedwayでNASCAR Camping World Truck Series 第20戦「UNOH 200 presented by Ohio Logistics」のグリーンフラッグが振られた。
1周0.533Miles(約858m)のショートオーバルコースを第1ステージ/55周、第2ステージ/55周、そして第3ステージ/90周からなる計200周(106.6Miles/約171.6km)で争う決勝レースがスタート。
Chase は24位からスタートを切り、オープニングからスピードを発揮し順位を上げていく。
Bristolはバンク角が最大28度と深く、ショートオーバルながらアクセルほぼ全開でコーナーを通過する。
Chaseにとっては慣れていないコースとなるが、前を走るマシンをパスすべく果敢に攻める走りを続け、55周目となる第1ステージを16位でチェッカーを受けた。
チームとChaseはステージブレイクでピットインせずコース上に留まり順位を維持する戦略を取る。
Chaseは第2ステージを12番手でスタートし、85周目に今回のレース2度目となるコーションが出るまでに7番手に順位を上げ、第2ステージの終わりとなる110周目を6番手で走り抜けステージポイントを獲得する。
最終ステージのブレイク中に初めてとなるピットインを行い、GUNMA TOYOPET & HREチームはChaseにタイヤ4本の交換、燃料補給そしてハンドリング調整を施してコースへ送り出す。
Chaseはピットイン後の122周目に23番手からスタートし車両が団子状態となったレース展開の中で確実に順位を上げて行くが、レースも残り30周でこの日最後のイエローコーションが出るとチームは最後の勝負を掛けて新品タイヤへの交換のためにピットインの指示を出す。
新しいタイヤを装着したマシンでChaseは189周目のリスタート時を24番手から迎えラストスパートを掛けてアウト側から3台をパスしてスピードを上げる。
しかし間に挟まれた周回遅れの遅いマシンをパスする時に左フロントが接触してしまい左ドアと左フロントフェンダーに大きなダメージを負ってしまう。
Chaseは残り周回で更に順位を上げるべくコースに留まるが、ダメージを受けた左フロントフェンダーが接触してタイヤスモークが上がり、NASCARからの指示により修復のためピットインを余儀なくされ、残念ながら2周遅れの30位で今回のレースを終えることとなった。
Team Owner Shigeaki Hattori 服部茂章
練習走行から速いタイムを記録していましたが予選で2台共にミスを犯してしまい中団と後方からのスタートになりました。
Chaseはタイヤ交換のタイミングを遅らせましたが、古いタイヤでも十分なスピードがあったので第2ステージでは6位まで順位が上がりました。
チームは最後に新品タイヤで勝負を掛けましたが周回遅れのマシンと接触してしまい、グリーンフラッグでのピットインで順位が下がりました。
逆にTylerは序盤での接触後もマシンには十分なスピードがあり、直ぐにトップ10まで順位を挽回しました。
しかし最後のリスタート後のポジション争いに敗れてしまい上位入賞はなりませんでした。
Bristolは1周800mのバンクがついたオーバルの中に36台のマシンが入り乱れて戦う特殊なレースです。
周回遅れのマシンを掻き分けながらアクセルを戻さずにスピードを維持して走るため、一瞬の判断ミスが接触に繋がってしまいます。
勝利には常に冷静な判断が必要な事を改めて痛感しました。